2018年3月26日月曜日

[ClipStudio]やわらかタッチの練習

オリジナルキャラクター 信濃ときちゃん。
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お絵描き練習会で描いたもの。思ったよりもやわらかに仕上げることができて満足。
モチーフがりんごなのでカットりんごを模した小物を帯に挟んでいただいた。

以下使用したツールとか

ClipStudioデフォルトの「粗い鉛筆」
筆圧が太さに反映される。テクスチャが反映されるため、ざらついた見た目になる。
重ねると濃度が増して見える。
普通の鉛筆などテクスチャが乗らないツールを使うとエッジが出やすくなり柔らかくなりにくいと思ったのでテクスチャが乗る鉛筆ツールから使いやすかったものを選択した。
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ベース塗り

「にじみ縁水彩」のカスタム
ブラシ濃度を40%ぐらいに設定、ブラシサイズを大きくして、線からはみ出すことを前提にぶわーって塗っていく。
大きくはみ出して気になるところは透明インクで消す。
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デフォルトの「デッサン鉛筆」
重ねても濃度が濃くならず、筆圧が濃度に乗る。
乗算レイヤーで低彩度で薄めの色を陰色として乗せていく。
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最後に粗い鉛筆で細かい陰などのディテールを追加すると良さげ。
濃色部分はすべてテクスチャが乗るツールを使うか後でテクスチャを乗せるとやわらかくりやすいっぽい。

2018年3月24日土曜日

さとうさとうさとさとさとうさら

さとうささら1さん。16歳です。さとうささらさん。
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特に動きがなくて固いなあ

以下考えたこととか

ラフ
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所謂コントラポストを比較的意識した(もっと露骨にすればよかった)
特に顔の傾きと肩のラインを逆行させると急に可愛くなる
おっぱいはトップの位置が肩のラインと平行になることを意識する
服の皺はなるべく他のラインと平行にならないものをチョイス
右手の所在に困る
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髪の形とか
横髪に左の形を多用すると髪に横向きの流れが強くなりふわっとする
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スカート(上半身と一体化してるけど)
シワが並行になると情報量がへって見栄えが悪くなるので所々三角形を描くことで情報量を増やす
大きめの空白を残すと、余白にバラツキができて更に情報量が増える
エッジを利かせると固くなりすぎたのでもっと柔らかい表現を要検討
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2018年3月20日火曜日

チェックボックスの項目は疑問形にしてほしくない

たまにチェックボックスの項目が疑問形のものを見ることがあって、もにょる。特にチェックリストに多い。
選択肢が示されている場合は良いが、チェックするかしないかの二択だと、チェックするべきかしないべきか判断に困ることがある。例えば、下のチェック項目は眠れているときにチェックすべきか、眠れていないときにチェックすべきかわからない。

  • よく眠れているか

最終的にすべてチェックされているのが望ましいか、チェックが無いのが望ましいのどちらかであることがほとんどなので、チェックを入れる際に項目に集中するのでなく、チェックボックスの項目がどうなっているのが望ましいかが回答に影響してしまうのではないだろうか。

  • よく眠れている

このチェック項目なら、眠れているならチェックを入れればよいとわかる。
さらに、具体的なほうが答えやすい。

  • 最近の3日は、1日6時間以上眠れている

やりすぎな気もするけど、チェックボックス項目は明確にチェックかアンチェックのどちらかが決まらなければならないUIなので、チェックボックス使うならこれぐらいでいいと思う。

2018年3月19日月曜日

Twitterのアカウントを分離した

Twitterアカウントからソフトウェアエンジニア部分を分離した。アカウントそのものは結構前に作ったものだけど。
複数のアカウント管理って面倒くさいよね。

ともかくとして、ソフトウェアエンジニアの領域を分離する意図は、「エンジニアとしての発信を強化したい」の一点。
人格を分けて考えてほしいとか、技術だけを見て欲しいとか、そういう側面は小さい。
エンジニアとしては平凡だと思うので、余り価値がないのかもしれないけど、エンジニアとしてどんなことができるのかを外に発信しておくと、思わぬオファーがくるかもしれないから、分離しておこうと思った。
オファーする側の立場としてはエンジニア以外の人格までは責任持ちたくないと思うしね。
まあ、転職活動のときに発信が無くて困ったのがきっかけなんだけど。

というわけでエンジニアのアカウントはこちら

2018年3月16日金曜日

[Inkscape]ドローツールでアイコンを描くことはじめ

ちょっとしたアイコンが欲しい場面が案外多いので、ドロー系ツールを使えるようになりたい。
ことはじめとしてブログのファビコンが欲しかったので、Inkscape1 で描いた。
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ドロー系に限らないけど、再現性が大切であることを再認識した。
今回はツールに慣れるために適当に作ったけど、例えば下のオレンジ色の部分と上の緑色の部分の距離はどれだけにしてその理由は何だとか、色はどうやって決めたとか。理由が言語化できていないと同じものを作ることはできない。
逆に、理由が言語化されていると、同じものが同じクオリティで再現可能だ。

以下、Inkscapeでどのように作成したかメモ書き。

環境設定

「ファイル」→「ドキュメントのプロパティ」でページサイズを正方形にしておく

下のオレンジ部分

円/弧ツールで描画
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Ctrlキーを押しながら描画すると正円を描画できる。
「始点」「終点」を数値で指定すると弧の角度を正確に表現できる他、ノードツールで視覚的に角度を変更可能。Ctrlキーでスナップ可能。InkscapeではスナップはCtrlキーを使うようだ。

葉っぱのベース作成

円/弧ツールで楕円を描画する。
描画した楕円を選択後「パス」→「オブジェクトをパスへ」でパスに変換した後、ノードツールで形状を微調整する。
描画されたものがパスになっていると微調整可能な状態のようだ。どのオブジェクトがパスになっているかを把握しておくとスムーズに描けそうだ。
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「選択ノードの種類をシャープに」すると尖った部分を表現できる。
パスの微調整は同じ調整を複数のオブジェクトに適用することが難しいため、多用すべきではないのかもしれない。

葉っぱの配置

作成した葉っぱをコピー、回転して良い感じに配置する(適当)
Ctrl+C, Ctrl+Vによるコピー&ペーストではなくCtrl+Dで「複製」すると同じ位置に同じオブジェクトを複製できる。選択ツールで表示される十字の位置は回転軸のようで移動可能。

左側に配置したのオブジェクトの形に合わせて右側のオブジェクトを変形したい。
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図形の一部をくり抜くには「パス」→「差分」を利用する。
くり抜かれる図形の上にくり抜く図形が置かれるように配置し、両方の図形を選択(選択ツールでShift+左クリックで複数選択)する。「パス」→「差分」を選択するとくり抜かれる。
「パス」→「アウトセット」を使うと図形を太らせることができるので、複製→アウトセット→差分の手順で「周囲の他の図形に合わせてオブジェクトをくり抜く」ことができる。

葉脈

星形ツールで三角形を描画、パスに変換、ノードツールで形状をゆがめる、差分で三角形部分をくり抜く、で作成した。
パスの「統合」と「差分」を使えれば、とりあえず何でも描くことはできそうだ。

着色

オブジェクトを選択して右クリック→「フィル/ストローク」→「フィル」タブで着色できる
ちなみに「ストローク」ではパスに沿った線が引けるようだ。

2018年3月15日木曜日

[ClipStudio]チョークツール

東北きりたん
ClipStudioデフォルトの「チョーク」ツールを線画に使用してみた。
アニメ塗りのような境界がはっきりする塗りよりも透明水彩のような境界が曖昧な塗りに使用するのが向いているのではないだろうか。
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チョークツールの挙動は「鉛筆」+テクスチャといった感じ。
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ブラシサイズを大きくすると2値テクスチャをエアブラシで乗せるような効果を得ることができる。
テクスチャはツールプロパティの「紙質」から変更できる。
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2018年3月12日月曜日

雑記帳を作った

とりあえず作った。
この雑記帳の目的は、思考のわだかまりを出力することによって精神の安定を図ること。
ついでに私は自分の思考を出力するのが苦手なので、少しでも出力が上手くなればいいな。

ここに書くのは日々の随想とか、コンテンツや商品の感想など取り留めのないものになる予定だ。イラストの記録はここに統合する。ソフト屋さんとしての技術情報の発信は別枠にする。
思ったことをずけずけと書くので、内容は偏ったものになる。中庸でありたいと思っても人間は偏ってしまうのだ。
マシーンになりたい。

この雑記帳は私にとっては価値のあるものだけど、見る人にとって価値のあるものかどうかはわからない。
もし思考の掃きだめに価値を見出してくれる人がいるなら幸せだなあ。